今回は日本橋の茶ノ木神社(ちゃのきじんじゃ)の紹介です。茶ノ木神社は町内の人々からは「お茶ノ木様」として親しまれ、また、日本橋七福神の1つとして布袋尊を祀っています。
御由緒
敷地内に御由緒書があったので内容をざっくりとまとめてみました。
昔、このあたりの土地は、徳川時代約三千坪に及ぶ下総佐倉の城主大老堀田家の中屋敷で、茶ノ木神社はその守護神として祀られていました。
その中屋敷はもちろん、周囲も長い間火災が起こらなかったため、いつのころからか火伏せの神と崇められるようになりました。
当時は、お社を囲むようにお茶の木が植えられていたそうで、これが茶ノ木神社の名前の由来になっているんでしょうね。
また、茶ノ木神社は昭和60年に布袋尊を祀ることで、日本橋七福神に加わることとなりました。
御祭神・ご利益
御祭神
こちらも御由緒書からひろってみました。
- 倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)
- 布袋尊
ご利益
倉稲魂大神は農耕・五穀豊穣の神、布袋尊は笑門来福・夫婦円満・子宝の神です。
また、御由緒にもあるように、防災のご利益もありそうですね。
参拝写真
こちらが茶の木神社の鳥居です。というよりも、鳥居の正面にたつと境内がほぼすべて目に入りますね。
じっくり見ていきましょう。こちらが手水舎です。
左右のお稲荷様です。右側のお稲荷様、すごい怒ってません…?アワワ…
御朱印
茶ノ木神社の御朱印は2種類でした。
まずは茶ノ木神社の御朱印です。300円でお受けできました。
次に、日本橋七福神の布袋尊の御朱印です。こちらは500円でお受けできました。
なお、茶ノ木神社では、御朱印は普段はお受けすることができないようです。
拝殿の横に案内所のような部屋があるのですが、どうやら違うらしく…。
ですが、元旦~7日の日本橋七福神めぐりが行われている期間は、特設テントが設置され、こちらで御朱印2種類、七福神めぐり色紙のスタンプがお受けできます。
また、御朱印のうち日本橋七福神の布袋尊の御朱印は、同じく日本橋七福神めぐりコースのひとつである末廣神社でお受けすることができるようです。
しかし、茶ノ木神社の御朱印は、お正月の特設テントが出ている期間のみの授与なのだと思います。
所在地・アクセス
所在地 東京都中央区日本橋人形町1-12-10
アクセス
- 東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩約5分
- 都営浅草線「人形町駅」から徒歩約5分
- 東京メトロ日比谷線「水天宮前」から徒歩約5分
私は小網神社を参拝後に茶ノ木神社へ向かったのですが、何回か曲がり角があるので若干迷いそうになりました…。辿り着けて良かったw
人形町駅から直接向かうなら、A2口からでるルートがシンプルで良さそうですね。
茶ノ木神社は普段は無人のようですが、地域の皆さんに親しまれているおかげか、管理が行き届いているように感じました。
こういう神社は好きですね、参拝していて気分が良かったです。
日本橋七福神めぐり、次は水天宮に向かいます!