今回は日本橋の末廣神社(すえひろじんじゃ)の紹介です!小さめの境内ながらも、勝運開運ご利益を受けるため、参拝される方は多いようです。ちなみに、億単位を稼ぐ有名なトレーダーの方もよく参拝されているというウワサも…。また、末廣神社は日本橋七福神めぐりの毘沙門天を祀る神社でもあります。
末廣神社の御由緒
御由緒、御祭神、ご利益の紹介は、参拝の際にいただいた末廣神社のパンフレットを参考にしています。
パンフレットは、授与所でいただきました。
海外からの観光客のための配慮でしょうか、御祭神や御由緒は英語での説明文も載っていました。親切ですね。
末廣神社の始まりは明らかではありませんが、古い記録によると1596年(慶長元年)には、現在の境内の近くにすでに鎮座していたそうです。
江戸で初めての遊郭であった吉原がこの地にあった当時、末廣神社はその地主神として信仰されていました。
明暦の大火(江戸の大半を焼いた大火事)で吉原が移転してからは、その跡地の氏神として信仰されていました。
1675年(延宝3年)の社殿修復の際に中啓(扇の一種)が発見されて、喜び祝って末廣神社の名が付けられました。
なお、末廣とは、中啓の扇の別名だそうです。
扇の知識は無かったので初めて知りました。
御祭神・ご利益
御祭神
- 宇賀之美多摩命(うがのみたまのみこと)
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
- 大國主神(おおくにぬしのみこと)
- 少彦名神(すくなびこのみこと)
- 素戔之男神(すさのおおのみこと)
- 大宮比売神(おおみやひめのみこと)
ご利益
宇賀之美多摩命は商売繁盛の神、七福神の毘沙門天は勝運の神とされています。
また、億単位で猛烈に稼ぐ、トレーダー界では有名な方がよく参拝しているというウワサがあり、それに見習って他のトレーダーの方も参拝されるようになったそうですよ。
うん、成功している方の習慣やジンクスは、どんどん真似ていくべきですよね♪
参拝記録
末廣神社の境内の紹介です。末廣神社は、両側を建物に挟まれた形で鎮座しています。
広さは、周辺の戸建て住宅一軒分と同じぐらいでしょうか。
まずは鳥居をくぐり、参拝スタートですね。
鳥居の横には御由緒書もあります。
鳥居から入ってすぐ左側に手水舎があります。岩の上に何か乗ってますね。
招き猫その1です。末廣神社の境内、何個か小さい招き猫の置物がありましたw
正面に進むとすぐに拝殿です。右側に授与所があります。
注意の標識イラストもありますが、授与所の正面は段差になっているので混雑時は特に気をつけて並んでくださいね。
左右の狛犬です。
左側の狛犬のすぐ近くには、お稲荷様の小さな祠があります。
こちらは百度石…だと思います。
百度石というのは、お百度参りの往復の標識とされている目印です。
で、百度石のすぐ横に招き猫その2です。
火消しの「は組」の石碑です。
しめ縄がかかっているので、こちらが御神木でしょうか。
境内を一通り見て満足したので次の神社へ向かおうとしたところ、境内の灯籠のなかに…。
招き猫その3を発見しましたw
他にも招き猫の置物があるんじゃないかと、戻ってもう一度ひととおり見てまわったんですが、他には無かったと思います。
末廣神社の御朱印
末廣神社の御朱印の紹介です。
末廣神社では2種類の御朱印をお受けできました(各500円)
こちらは末廣神社の御朱印です。
こちらは日本橋七福神、毘沙門天の御朱印です。
また、茶ノ木神社で祀られている、日本橋七福神の布袋尊の御朱印もこちらでお受けできるようです(授与所に案内書がありました)
茶ノ木神社は普段は無人ですので、お正月の七福神めぐりが実施されている期間以外で各神社をめぐっている方にはありがたいですね。
なお、日本橋七福神七福神めぐりのコースとなっている他の神社でも布袋尊の御朱印をいただけるという情報がありましたので、他の神社でも確認すればいただけるかもしれないですね。
所在地等
所在地 東京都中央区日本橋人形町2-25-20
アクセス
- 東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩3分
- 都営浅草線「人形町駅」から徒歩3分
- 駐車場なし
建物に挟まれた比較的小さい境内ながらも、見どころがたくさんあり楽しく参拝できました。招き猫の置物、かわいかったですw
御朱印を書いてくださった授与所の方は、ちょうど節分の日で参拝客が多い中、笑顔で対応されていたのが印象的でした。
また、御朱印をいただいた際、末廣神社のパンフレットをいただいたのですが、一緒に七福神めぐりのパンフレットもつけてくださり、嬉しく思いました。
次は笠間稲荷神社(東京別社)へ向かいますよ。