川崎市宮前区の等覚院を参拝した際、たまたま見つけた壺焼き芋屋kouを紹介します。一般的な焼き芋とは異なる、壺焼きという方法で焼き上げられた焼き芋を販売しています。等覚院でツツジ鑑賞を楽しんだ後、通りがけに美味しそうな焼き芋屋を見つけたら食べずにはいられませんでしたね。
壺焼き芋とは
焼き芋といえば、自動車での移動販売だったり、焚き火にくべたり、レンジやオーブンで調理して食べるというイメージが多数だと思います。もちろん私もそんなイメージしかもっていませんでした。
そこで、壺焼き芋とは何かを調べてみました。
壺焼き芋とは、石焼き芋とは違い、大きな壺の中に炭火を熱した七輪を入れて熱源としています。
そして、芋はその七輪で直接熱するのではなく、壺の中に吊るして、炭火による遠赤外線の熱によって焼き上げます。
直火ではないので、焼き上げるのには時間がかかり、さらに、定期的に火力調整などの手間もかかります。
また、壺の中に吊るせる芋の本数も限度があるので、一度に焼くことができるのはそれほど多くなく、10本ほどだそうです。
しかし、壺の中に吊るして作るため、皮が焦げにくく、また、水分も逃げにくいためしっとりと焼くことができ、とても甘い焼き芋が出来ます。
実際、今回初めてKouさんで壺焼き芋を食べてみて、焦げ臭さもなく、また、甘みもこれまで食べたことがある石焼き芋よりも強い、とてもおいしい焼き芋を堪能することができました!
壺焼き芋屋kouの紹介
壺焼き芋の予備知識はこれくらいにして、壺焼き芋屋Kouさんの紹介をしていきます。
Kouさんの店舗の外観です。
大通りに面しているのでわかりやすいですね。神木不動バス亭から目と鼻の先です。
家の1階を改造して店舗にしているのでしょうか。いいなぁ、こういうお店。ちょっと憧れますね。
こちらがKouさんの使用している焼き芋用の壺です。
インパクトありますね。通りがかりに目に入ったら、気にせずにはいられないです。
焼いている芋の種類は日によって変わる可能性がありますが、私が行った日は次の5種類でした。
- 紅はるか
- シルクスイート
- 紅まさり
- 紅あずま
- 安納芋
芋の紹介プレートには、芋の特徴のほか、甘さ、しっとりさ、ほくほくさが☆印で評価されていて、好みの芋を選ぶことができます。
Kouさんで注文できるメニューです。
Kouさんでは、定番の壺焼き芋、焼き芋バニラ、干し芋を購入できます。
焼き芋バニラは日曜日限定のようで、当日は日曜日だったので注文できたのですが、おっさん一人で焼き芋バニラ食べてるのはちょっとだけハズカシかったので、普通の壺焼き芋を購入しましたw
さっそく購入。
皮の焦げもなく、見た目からして水分が普通の焼き芋よりも多そうに感じました。
私が選んだのは安納芋。甘くてしっとりとして美味しかったです!ツツジ鑑賞後の少し疲れた身体に染みる!
本来なら、焼き芋を半分にわってみて、中身を写真に写して「中身がすごく黄色くてとても甘そうです!」とか書くものなんでしょうけど、写し忘れて全部食べちゃいましたw
Kouさんの店先にはベンチがあり、ここに座って食べることができます。
美味しかった、近くに寄ったらまた来よう…。
で、ちょっと補足情報なのですが、Kouさんは季節によって取り扱うものがガラっとかわるようで、初夏から夏の時期は、かき氷屋になるそうです。
壺焼き芋の取扱いは、平成30年は4月30日までの予定で、焼き芋が再開するのは10月下旬とのこと。
壺焼き芋が気になった方は急いで行ってみてくださいね~。
Kouさんの加盟する神木本町商店会に、お店の紹介ページがあります。
http://shibokuhonchou.com/shop/food/kou/index.html
壺焼き芋屋kouのデータ
営業日 金・土・日・月曜日
営業時間 10時~18時30分
所在地 神奈川県川崎市宮前区神木本町1-10-1
アクセス
Kouさんはツツジ寺の等覚院と目と花の先なので、等覚院へのアクセス方法とほぼ同じと考えて良いと思います。
- 小田急線向ヶ丘遊園駅から東急バス梶が谷行き「神木不動」下車徒歩2分
- 小田急・JR南武線登戸駅から川崎市営バス菅生車庫・鷲ヶ峰営業所・向丘出張所行き「神木不動」下車徒歩2分
- 東急田園都市線・JR南武線溝の口駅の南口バスロータリー3番乗り場から川崎市営バス利用「神木本町」下車徒歩5分